また更新に間が空いてしまいました。
 まずご報告を。かねてガンホーの提供するゲームの増加に伴うユーザー管理の都合で、ユーザーIDの再登録作業があったのですが、10月21日頃、長期休止中の皆さんのキャラがギルドメンバー情報から抹消されました。おそらくキャラデータも削除されたものと思われます。
 帰ってくる場所は残しておくと約束したのですが、約束が果たせず、申し訳ありませんでした。

 さて、先々月末から「内部告発?事件」というのが話題になっておりまして、要するに、とあるオンラインゲームのキャンペーンガールが社内の内部事情を告発する、という形で書かれた記事が雑誌に掲載され、それがどうやらガンホー及びROを指しているということのようです。
 以下の話は、余り愉快ではない話題も含まれていますので、読まない方が良いかも知れません。
 やや、混乱が落ち着いてきた感があるので、思うところを述べています。
 なお、日記を書くに際して、私はガンホー作成の「ガンホーオフラインミーティング」議事録と各地の日記サイトくらいしか見ておらず、告発記事お祭りサイト及びBBSの議論には目を通していないことを断っておきます。

 この問題は、一部で大騒ぎになったようですが、私がよく見るサイトは、老舗でまったり(笑)なところが多いので、割とこの件については懐疑的なところが多かったようです。
 多鯖の知人もβとか古くからやっている人が多いせいか、あまり話題になっていなかったようです。
 私自身も、記事の出自自体については怪しいと思っており、最近知ったのですが、2003年8月頃に2ちゃんねるガンホーで働いていたと称する人の書き込みがあったそうで、今回の内容はそれに類似しておりますので、同じ人が書いたか、あるいは他人であっても参考にしたものと思っています。

 とはいえ、記事の内容自体が真実ではないのか?と言われると、完全には否定できないのが残念なところです。
 本質的な問題は、このようなゴシップ記事に接して、「そんな馬鹿な」と一笑に付されるべきところが、ユーザーに「本当かもしれない」と思わせてしまうところにあるのだと思います。

 この点、ガンホーは「ガンホーオフラインミーティング」なるものが開催されるなど、色々な方法でユーザーの誤解を解くべく広報活動に力を入れるようです。説明責任を果たすこと自体は悪くないことだと思います。
 しかし、リップサービスよりも結果で示して欲しい。
 そして、努力はしているのだと思いますが、私が思うに、まだ結果は体感できる程度には感じていません。

 最近は収束気味であるようですが、ユーザーの間で抗議行動や抗議の意味を込めて引退をする人が少なからずいるようです。
 幸い、当ギルドでこの件が原因で引退する人はいないようですが、実際にそういう人も知っております。
 また、この件の議論について、一部のBBSでトラブルが発生したようです。
 この点についての私の意見は、ラグナフェスティバルhttp://mizuki-7-web3970.hp.infoseek.co.jp/さんの新作フラッシュ「大事なものはまぶたの裏」(現在公開停止中)の以下の一節と同じです。


 ただ…どうか同じユーザー同士で争うのはやめてほしいな


 ROについて議論が起こると「たかがゲームに」「されどゲームに」という話が出てくることがあります。
 たかがゲーム・・・、それは間違いではありません。RO自体は「クリゲー」と称されるように、ゲームシステムは単純で、職種によっても変わりますが、正直な話、これが対comのコンシューマゲームであれば、1月もしないうちに飽きると思います。
 ROに人を引きつける魅力があるとするならば、それはROのゲーム性以外の部分であり、おそらくは「人との交わり」なのでしょう。
 人は一人では生きられない。仲間というのは大事なものです。
 正確に言うと、ROが大事なのではなく、ROをきっかけとした、今私たちがいるこの場所、が大事なのでしょう。

 ユーザーコミュニティを破壊する行為、それは管理会社であろうがユーザーによるものであろうが、大変残念なことです。
 まぁ、まったり行きましょう。