ROを高級チャットツールと言いだしたのは、誰が最初だったのか・・・。

インターネットでは多種多様な意見交換がなされ、中には、所謂ネガティブ・コミュニケーションというのも数多くある訳です。
人はそれぞれ思想信条を内に秘めていても、色々な制約からそれを表現しない、あるいは表現する機会が無い訳ですが、時と場所、そして人間関係の制約が解放された空間では、それが露わにされることがあります。
特に日本人は、日頃大人しくしていて色々溜まっているのか、その傾向が強い様な気もしますネ。
海外では自己実現の1方法として、ブロガーによる(ハンドルネームだとしても)顕名の自己主張がなされる場合が多いわけですが、日本では国民性を反映してか、むしろ2チャンネルに代表されるような、匿名による表現行為に人気がある様です。
ネガティブ・コミュニケーションには一方で負の作用もある訳で、mixiに代表される、利用者の人間関係の制約が強いソーシャルネットサービスが人気を集めているのも頷けるところです。
ソーシャルネットサービスは、本質的に仲間内での意見交換にすぎないので、ブログによる自己実現とはまた違う様に思われます。
詰まるところ、日本では、2チャンネルの様な匿名表現と、ソーシャルネットサービスの様な仲間内での顕名表現に二極分化していくのかなと思っています。
さて、FreyaSNSというソーシャルネットサービスが、とあるプレイヤーの手によって始まっています(紹介して良いのかよく分からなかったのですけども、どのみちお友達からの紹介がないと中に入れないので、まぁ良いかなと(笑))。
Freya板という匿名BBSが崩壊して、FreyaSNSというソーシャルネットサービスが始まったというのも、偶然では無いのかなとも思います。
これが新たな交友関係を導き、ROのコミュニケーションを進展させるのか、あるいは、狭い交友関係の固定化を招き、ROのコミュニケーションを停滞させるのかよく分かりませんが、見守っていきたいなと思っています。まぁ、会員数からいって、現状では大きな影響力がある訳ではないとは思いますが。
単純に見てるだけでも面白いですしね(笑)。